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イタリアの名門であるユベントスには、これまで数多くの選手が在籍してきた。アレッサンドロ・デル・ピエロらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、ユベントスにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。
FW紹介
【写真:Getty Images】
CF:ホルヘ・マルティネス(元ウルグアイ代表)
生年月日:1983年4月5日
在籍期間:10年7月~11年8月、13年1月~13年9月
移籍金:1200万ユーロ(約14.4億円)
クラブ通算成績:20試合0得点0アシスト
母国クラブでキャリアをスタートしたホルヘ・マルティネスは、2007年に200万ユーロ(約2.4億円)でカターニャへ加入。マキシ・ロペスやジュゼッペ・マスカラと3トップを組み、ユベントス、ACミラン、インテルを下すチームの原動力となった。そして2010年7月、3シーズンに渡りチームを牽引した同選手は、1200万ユーロ(約14.4億円)でユベントスに加入した。
カターニャで主役だったホルヘ・マルティネスだが、ユベントスでは見る影もなかった。加入後すぐに負傷離脱すると、9月に復帰するも、11月に再び負傷離脱。復帰後スタメン出場は5試合に留まり、リーグ戦14試合の出場に終わった。さらにストライカーにも関わらず0得点0アシスト。得点に直接関与することもできず、1年目のシーズン終了後にチェゼーナへレンタル移籍に出された。
CF:アマウリ(元イタリア代表)
生年月日:1980年6月3日
在籍期間:08年7月~11年1月、11年6月~12年1月
移籍金:2280万ユーロ(約27.4億円)
クラブ通算成績:100試合24得点6アシスト
アマウリはキエーボやパルマでシーズン2桁ゴールを記録。その活躍を評価され、2008年に2280万ユーロ(約27.4億円)という移籍金でユベントスに加入した。パルマでの勢いそのままにシーズン序盤は得点を量産。リーグ戦17試合で11得点を決める活躍をみせ、新エースとして期待されたが…。
シーズン後半に入るとパフォーマンスは急降下。第18節以降はわずか1得点しか決めることができなかった。この低調なパフォーマンスを翌シーズンも引きずり、09/10シーズンはリーグ戦30試合で5得点に終わった。チーム内で評価を下げたアマウリは、10/11シーズン途中にパルマへレンタル移籍に出された。同クラブでリーグ戦11試合7得点を決め、11年夏に復調の兆しを見せてユベントスに復帰したが、その頃にはすでに構想外。居場所がなくなった同選手はフィオレンティーナに売却されたが、その移籍金はわずか50万ユーロ(約6000万円)だった。
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