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日本代表 2年前

大ピンチ? サッカー日本代表から外れそうなW杯メンバー5人。30歳以下限定で選出したのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:柴崎岳(レガネス/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月28日(30歳)
22/23リーグ戦成績:22試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:60試合3得点7アシスト

 2018年のロシアワールドカップで、日本代表はベスト16入り。大会直前にはヴァヒド・ハリルホジッチ監督が電撃解任されたこともあってネガティブな空気が流れていたが、それを払拭するような躍進に日本中が沸いた。その立役者となったのが、当時26歳の柴崎岳だった。4試合すべてでスタメン出場を果たし、すべての試合で好パフォーマンスを披露している。

 そんな柴崎はロシアW杯後に発足した森保ジャパンでも中心としてプレー。2019年のアジアカップ準優勝などに貢献している。しかし、試合を重ねるにつれ守備強度の低さやプレーの不安定さを指摘されるようになり、さらには田中碧や守田英正らの台頭もあってカタールW杯開幕1年前のタイミングで序列が低下。本大会メンバーには名を連ねたものの、自身2度目の大舞台では出場なしに終わった。

 柴崎は経験値があり、真面目な性格の持ち主であるため、若手のお手本にはなるだろう。しかし、スペイン2部のレガネスで試合に絡んでいるとはいえ、現在30歳と若くはなく、現代サッカーとの相性を考えても今後長く日本代表の“戦力”として計算できるかといえば疑問が残るところ。2026年のW杯を見据えた世代交代という意味で、森保ジャパンから弾かれてしまっても不思議ではない。

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