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イタリアの名門であるユベントスには、これまで数多くの選手が在籍してきた。アレッサンドロ・デル・ピエロらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、ユベントスにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。
DF紹介
【写真:Getty Images】
CB:ジョルジュ・アンドラーデ(元ポルトガル代表)
生年月日:1978年4月9日
在籍期間:07年7月~09年4月
移籍金:1000万ユーロ(約12億円)
クラブ通算成績:5試合0得点1アシスト
ポルトで頭角を現したジョルジュ・アンドラーデは、2002年にデポルティーボに加入。フアン・カルロス・バレロンらと共に黄金期を支えた。その活躍が認められ、2007年に1000万ユーロ(約12億円)でユベントスにやってきたが、ほとんどプレーすることができなかった。
アンドラーデは、加入した07/08シーズン開幕戦からスタメンに名を連ねた。しかし、第4節のASローマ戦で左膝蓋骨を骨折してこのシーズンを棒に振ってしまう。2008年のプレシーズンには復帰したが、トレーニング中に再び左膝蓋骨を骨折した。それにより、08/09シーズンの公式戦全試合を欠場。2年間で公式戦5試合の出場に留まり、クラブの期待に応えられぬまま、シーズン終了後に双方合意による契約解除でユベントスを退団した。その後は、マラガへの移籍に近づいたが契約はまとまらず、現役引退を決断した。
CB:ルシオ(元ブラジル代表)
生年月日:1978年5月8日
在籍期間:12年7月~13年1月
移籍金:フリー
クラブ通算成績:4試合0得点0アシスト
バイエルン・ミュンヘンやインテルで数々のタイトルを獲得した守備の名手、ルシオがいたことを覚えているだろうか。同選手はインテルで3シーズンプレーした後に、ライバルクラブであるユベントスにフリーで加入した。
加入後すぐのイタリアスーパーカップでは、120分間フル出場。ナポリとの死闘を制し、シーズン最初のタイトル獲得に貢献した。しかし、その後怪我に苦しんだルシオはパフォーマンスが戻らず、レオナルド・ボヌッチらの控えに甘んじることとなった。セリエA第4節ではフル出場を果たしたが、リーグ戦出場はこの1試合のみ。在籍した半年間で公式戦出場は4試合に留まり、何もできないまま2013年1月に契約解除となった。
CB:ドメニコ・クリッシト(元イタリア代表)
生年月日:1986年12月30日
在籍期間:07年7月~08年1月
移籍金:750万ユーロ(約9億円)
クラブ通算成績:9試合0得点0アシスト
ドメニコ・クリッシトは2004年にユベントスの下部組織に加入。U-21でクラウディオ・マルキージオやセバスティアン・ジョビンコと共にプレーした。2006年7月にはキャリアをスタートしたジェノアに復帰し、トップチームデビューを果たすと、2007年7月に750万ユーロ(約9億円)で再びユベントスへ加入した。
07/08シーズン開幕戦でセリエAデビューを飾ると、フル出場をして5-1の勝利に貢献した。そこからリーグ戦5試合で連続スタメン出場をしたが、第4節のASローマ戦では前半のみで交代。第5節にはフル出場したが、当時監督を務めていたクラウディオ・ラニエリにCBとして未熟すぎると判断されてしまう。これにより出場機会が減少すると、シーズン途中にジェノアへレンタル移籍。将来を期待された若手DFはわずか9試合の出場に終わってしまった。
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