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欧州でプレーする10代の日本人サッカー選手10人(9)衝撃の16戦17ゴール! パリ五輪候補

text by 編集部 photo by Getty Images

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 現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。

FW:二田理央


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年4月10日(19歳)
所属クラブ:ザンクト・ペルテン
経歴:佐伯リベロFC→FC佐伯S-playMINAMI→サガン鳥栖→ヴァッカー・インスブルック


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 サガン鳥栖が輩出した若きストライカーは、オーストリアで一歩ずつ実績を積み上げている。2021年6月にトップチームデビューを果たし、その約1か月後に期限付き移籍が発表された。二田理央が加入したのはオーストリア2部のヴァッカー・インスブルックで、二田は3部に所属するU-23チームでプレーすることとなった。

 最初のシーズンは3部リーグで16戦17発と結果を残し、後半戦はトップチームでリーグ戦5試合に出場して2部リーグ初得点も記録した。今季は2部のザンクト・ペルテンへ期限付き移籍したが、トップチームでは4試合の出場に留まり、ゴールはない。

 昨年はU-19日本代表にも選出されたが、3月のAFC U-20アジアカップのメンバーからは外れた。圧倒的なスピードと精度の高いシュートが武器のストライカーは、U-20日本代表やパリ五輪世代のエース候補でもあるだけに、その期待は大きい。

【了】

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