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リバプール21世紀ワーストイレブン。バロテッリ、キャロル…期待に応えられなかった11人

シリーズ:ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドの名門であるリバプールには、これまで数多くの選手が在籍してきた。スティーブン・ジェラードらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、リバプールにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。


GK紹介

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【写真:Getty Images】

GK:シャルル・イタンジュ(元カメルーン代表)
生年月日:1982年11月2日
在籍期間:07年8月~09年8月、10年7月~11年1月
移籍金:150万ユーロ(1.8億円)
クラブ通算成績:7試合10失点


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 リバプールのサポーターでシャルル・イタンジュのプレーを覚えている人は極めて少ないだろう。彼は07年夏にRCランスから加入し、リーグカップとFAカップ計7試合に出場するなど2番手GKとしてチームに帯同していた。だが、08年夏にジエゴ・カバリエリが加入したことで3番手GKへと降格。以降ベンチ入りをすることは1度もなかった。

 イタンジュの評判をさらに落としたのが2009年4月に起きた“事件”だ。2009年はイギリスのスポーツ史上最も死者を出した事故とされる「ヒルズボロの悲劇」から20年が経った年だった。この「ヒルズボロの悲劇」の追悼式にてイタンジュが笑顔でチームメイトにジョークを言っている姿がテレビカメラに抜かれたことで大バッシングを浴び、14日間の謹慎処分が下された。

 その後、ギリシャのカバラへとローン移籍し、10年夏に一度リバプールに復帰を果たすが、その時は5番手扱いとなっており、半年後の11年1月に正式にリバプールを退団した。

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