6位:パベル・ネドベド(元チェコ代表)
在籍期間:2001年夏~2009年夏
クラブ通算成績:327試合65得点
代表通算成績:91試合18得点
元チェコ代表のパベル・ネドベドは、紛れもなくユベントスのレジェンドだ。327試合で65ゴールを挙げたほか、81のアシストを記録している。
ネドベドは2001年にラツィオからユベントスへ移籍。加入直後はやや苦しんだところがあったものの、ほどなくしてチームの大黒柱に成長した。2002/03シーズンはネドベドのシーズンだったと言っても過言ではないほどの躍動ぶりでチームをけん引している。
しかし、悔しい出来事も。このシーズンのチャンピオンズリーグ準決勝でレアル・マドリードと対戦したユベントスは、激闘を制して決勝に進んだが、ネドベドはセカンドレグで警告を受けて次戦出場停止に。笛がなって事の重大さに気づいたネドベドはしばらくピッチにうずくまった。決勝に進出したユベントスはPK戦の末にミランに敗れてビッグイヤーを逃し、ユベントスファンの多くは、この試合にネドベドがいないことを嘆いた。
実際、ネドベドはこの年のバロンドールを受賞するなど、多くの個人賞を受賞。世界最強MFの名をほしいままにしていた。