7位:アルバロ・モラタ(スペイン代表)
在籍期間:2014年夏~16年夏、20年夏~22年夏
クラブ通算成績:185試合59得点
代表通算成績:61試合30得点
スペイン代表のアルバロ・モラタは、ユベントスで決定的な存在ではなかったかもしれないが、4年間にわたって期待に応えたFWだ。
2014年夏にレアル・マドリードからやってきたモラタは、カルロス・テベスやパウロ・ディバラ、クリスティアーノ・ロナウドといったスターと組んで輝いた。自身も主役になる力があるものの、脇役としてエースを引き立てている。2トップでも3トップでも起用できるため、監督から重宝される存在だった。
ユベントスで最も多くのゴールを挙げたシーズンは、セリエAで11ゴールを決めた2020/21シーズン。これはストライカーとしては物足りなさがあるとしても、4年間で39ゴールをアシストしている事実からも分かるとおり、常に周囲を活かすことを忘れなかった。
昨季いっぱいでレンタル期間終了でアトレティコ・マドリードに復帰したが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は最後までモラタの完全移籍を望んでいたと言われている。それほどチームにとって欠かせないピースだったのかもしれない。