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「最悪のルールのおかげで…」PK蹴り直しが物議? チェルシー、逆転でCLベスト8進出

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース


【写真:Getty Images】



チェルシー、絶好調ドルトムントを撃破したが…

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ベスト16の2ndレグ、チェルシー対ボルシア・ドルトムントの試合が現地時間7日に行われ、チェルシーが2-0の勝利をおさめている。この結果、2戦合計2-1でチェルシーが逆転で突破を決めた。この試合のPKが物議を醸していると、米メディア『フォックススポーツ』が報じている。



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 アウェイの1stレグで0-1の敗戦を喫していたチェルシー。今回の2ndレグではカイ・ハフェルツやラヒーム・スターリング、ジョアン・フェリックスなどが先発出場。43分には、ベン・チルウェルからのクロスにスターリングが合わせようとするが一度目は空振りに終わる。それでも足元に残ったボールをうまく持ち直して先制点を決めた。

 53分には、ペナルティーエリア内で相手がハンドを犯しチェルシーにPKのチャンスが与えられる。ハフェルツが一度は失敗するも、ボールを蹴る前に選手がペナルティーエリア内に侵入していたため蹴り直しになる。そして、2度目のPKをハフェルツが決め、チェルシーが2-0の勝利。2戦合計2-1でチェルシーがベスト8進出を果たしている。

 同メディアはタイトルに「フットボールで最悪のルールのおかげで、チェルシーが生き残った」とつけ、PKの場面について言及した。ハフェルツの一度目のPKはポストに直撃して得点は決まらなかったものの「チェルシーのベン・チルウェルが最も早く侵入していたにもかかわらず、多くのドルトムントの選手がペナルティーエリア内に侵入したとして蹴り直しの判定が下された」と伝えている。

 続けて「チェルシーが勝ち進むために必要な点差となったが、サッカー界は、この試合におけるルールの1つに激怒することになった」とし、米メディア『ジ・アスレチック』のアダム・クラフトン記者が「フットボールで最悪のルール」、スペイン紙『ABC』のダニエル・ガーブ記者が「この茶番劇はドルトムントにとって信じられないほど過酷だった」と発言したことを取り上げている。

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【了】

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