マンチェスター・ユナイテッド 最新ニュース
多くの舞台で頂点に立った名門マンチェスター・ユナイテッドは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、マンUが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
MF:モルガン・シュネデルラン
生年月日:1989年11月8日
移籍金:3500万ユーロ(約42億円)
在籍期間:15年夏~17年冬
リーグ戦成績:32試合1得点0アシスト
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母国ストラスブールでプロデビューしたが、その能力を完全開花させたのはサウサンプトン在籍時だ。2008年の加入後すぐに出場機会を得ると、プレミアリーグ昇格などに貢献。トップカテゴリーでも存在感を示し、2012/13シーズンにはファン投票によるクラブ年間最優秀選手に選出されており、2014年にはブラジルワールドカップに挑むフランス代表メンバーにも選ばれている。
そうしてプレミアリーグ屈指の守備的MFとなったモルガン・シュネデルランを新戦力として2015年に獲得したのがマンチェスター・ユナイテッドで、移籍金は3500万ユーロ(約42億円)にまで上った。ビッグクラブの一員になった同選手はプレミアリーグ開幕からコンスタントに出場機会を確保。1年目は最終的にリーグ戦29試合に出場するなど、まずまずのパフォーマンスを示していた。
しかし、ジョゼ・モウリーニョが新監督としてやって来た2016/17シーズンは完全に構想外に。プレミアリーグ出場は途中出場の3試合のみで、プレータイムは11分間というなかなか酷い状況だった。結局、シュネデルランは2017年1月にユナイテッド加入時のおよそ半額ほどでエバートンへ移籍。上記した通り1年目はまずまずの出来だったが、移籍金約42億円で1年半の在籍だったことを考えると、やはりガッカリだったと言わざるを得ない。
そのシュネデルランは、後に出場機会があった1年目においても不満を抱いていたことを明かしている。同選手はルイ・ファン・ハール監督の下で「自由を得られなかった」と話しており、「彼と一緒だと自分はまるでロボットのようだった」とオランダ人指揮官を批判。さらには「ピッチ上でなんの楽しみも感じられなかった」とも話している。選手本人にとってもクラブにとっても、苦い過去となってしまった。
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