4位:セオ・ウォルコット(元イングランド代表)
在籍期間:2006年冬~18年冬
クラブ通算成績:397試合108得点
代表通算成績:47試合8得点
アーセナルファンが特大の期待を持って迎えたのがセオ・ウォルコットだ。
ウォルコットは当時優秀な若手が育つクラブとして注目されていたサウサンプトンの下部組織出身。そのチームで15歳でベンチ入りを果たすなど、若手時代から話題になっていた選手だ。
その注目の若手が2006年1月にアーセナルに移籍。驚異の加速力と圧倒的なスピードを武器に次第に存在感を増していった。2008/09シーズンからはティエリ・アンリがつけていた14番のユニフォームを引き継ぎ、誰もがアーセナルの未来を担う選手だと期待した。
だが、ケガがウォルコットの成長を妨げた。度重なる離脱により、ほぼフル稼働したシーズンはプレミアリーグで35試合に出た2011/12シーズンのみ。走り出したら止まらなかったが、走り続けることができなかった。
それでも、ウインガーでありながら積み上げた108ゴールは立派な数字。それだけに、アンリのような存在になることを期待していたファンも多いはずだ。