7位:ロベール・ピレス(元フランス代表)
在籍期間:2000年夏~06年夏
クラブ通算成績:284試合85得点
代表通算成績:79試合14得点
元フランス代表のロベール・ピレスは、アーセナル黄金期の主力選手だ。
ポルトガル人の父とスペイン人の母のもとにフランスで生まれたピレスは、2000年夏にマルセイユから加入。マルセイユで前シーズンにトラブルが続いたピレスは新天地で厳しいスタートとなったが、ティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエラ、シルヴァン・ヴィルトール、そしてアーセン・ヴェンゲル監督といった同胞とともに躍動し、ひとつの時代を築いた。
パスをつなぐアーセナルのスタイルとピレスの特長は、見事にかみ合った。ピレスはサイドハーフでありながら、味方にボールを預けてたびたびゴール前に出没。2002/03シーズンからは3年連続でプレミアリーグ14ゴールを記録した。
2003/04シーズンのリーグ戦無敗優勝など、アーセナルでプレミアリーグ制覇2回などの成功に貢献したピレス。黄金期の主役の一人だった。