マンチェスター・ユナイテッド 最新ニュース
多くの舞台で頂点に立った名門マンチェスター・ユナイテッドは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、マンUが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
MF:アンヘル・ディ・マリア
生年月日:1988年2月14日
移籍金:7500万ユーロ(約90億円)
在籍期間:14年夏~15年夏
リーグ戦成績:27試合3得点11アシスト
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2014年、レアル・マドリードはハメス・ロドリゲスやトニ・クロースを獲得。それにより、ポジションはく奪の危機に陥ったアンヘル・ディ・マリアは新たな活躍の場を求め、同年にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。移籍金は当時プレミアリーグ史上最高額となる7500万ユーロ(約90億円)とされている。
伝統ある背番号7を身に着けたディ・マリアはユナイテッドでさっそく出場機会を確保。第4節QPR戦から第8節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦までの5試合で3得点4アシストを記録するなど、攻撃陣を牽引していた。この時点では、ディ・マリアの獲得は大成功かに思えた。
ところが、その後アルゼンチン代表戦士は急失速。技術力は申し分なかったが、プレミアリーグのプレースピードと強度の高さに苦戦し、なかなか存在感を示せない。また、複数のシステムを使ったルイ・ファン・ハール監督の下、トップ下、セカンドトップ、ウイングと様々なポジションで起用されたことも、チームにフィットする上での障害となっていた。事実、ディ・マリアは後にファン・ハールの戦術に対し批判的なコメントを残している。
イングランドで強盗被害にも遭ってしまったディ・マリアは、最終的に1シーズンでユナイテッドを退団。リーグ戦27試合出場で11アシストは悪くない成績だが、得点数や移籍金の高さを考えるとやはりガッカリと言わざるを得ない。そのディ・マリアは2018/19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でオールド・トラフォードに凱旋した際、サポーターから凄まじいブーイングを浴び、スタンドからビール瓶を投げ入れられている。
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