ユベントス 最新ニュース
イタリアが誇る名門ユベントスは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、ユベントスが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
FW:アマウリ
生年月日:1980年6月3日
移籍金:2280万ユーロ(約27億円)
在籍期間:08年夏~11年冬、11夏~12冬
リーグ戦成績:71試合17得点5アシスト
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プロキャリアをスタートさせてしばらくは凡庸な成績が続いていたものの、2005/06シーズンにキエーボでセリエA二桁得点を達成。さらに翌シーズンより在籍したパレルモでも活躍し、2007/08シーズンにはリーグ戦34試合の出場で15得点4アシストを記録している。
そのパレルモでのパフォーマンスを高く評価したのがユベントスだった。セリエA復帰1年目となった2007/08シーズンを3位で終え、2008/09シーズンに向けイケイケな状態だった同クラブは、アマウリに2280万ユーロ(約27億円)という決して安くない移籍金を費やしている。なおアマウリはユベントス入団時に「8年前にイタリアに来たとき、ビッグクラブでプレーすることが僕の夢だった。今日、それが実現した」と喜びのコメントを残していた。
アマウリはリーグ開幕5試合で3得点を奪うなどスタートダッシュに成功。その後もコンスタントにゴールネットを揺らし、なんと前半戦だけで11得点を挙げる活躍を見せた。しかし、同選手の爆発はそこまで。後半戦は怪我の影響もあって前半戦の勢いが嘘のように失速し、ゴール数はわずか「1」に。2年目も得点数はまったく伸びず、終盤戦ではベンチスタートとなることも珍しくなかった。
評価を下げたアマウリは2010/11シーズン途中にパルマへレンタル。同クラブでは結果を残し、2011/12シーズンに再びユベントスでプレーすることを決断した。しかし、アントニオ・コンテ監督の下で構想外となり、背番号も「11」から「38」に格下げ。同シーズンは当然ながら試合に全く絡めず、いわゆる「不良債権化」していた。結局、アマウリは2012年冬にフィオレンティーナへ売却されるのだが、移籍金はわずか50万ユーロ(6000万円)だった。
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