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タイトル獲得が至上命題のバルセロナは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、バルセロナが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を5人紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
FW:マルク・オーフェルマルス
【写真:Getty Images】
生年月日:1973年3月29日
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
在籍期間:00年夏~04年夏
リーグ戦成績:97試合15得点14アシスト
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オランダ出身のマルク・オーフェルマルスは90年代中盤から00年代前半にかけて活躍したウインガー。オランダ代表では通算86試合17得点という数字を残し、94年と98年のワールドカップに出場している。スピードを活かしたドリブルと精度の高いクロスを武器とするアタッカーだった。
19歳のときにアヤックスに加入し、94/95シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。97年にアーセナルに移籍すると、1年目から12得点を挙げてプレミアリーグ制覇を経験している。
バルセロナに加入したのは00年の夏。4000万ユーロ(約48億円)という移籍金は、ルイス・フィーゴ、エルナン・クレスポに次ぐこのシーズン3番目の高額移籍だった。しかし、度重なる怪我がオーフェルマルスを苦しめた。1年目こそ公式戦46試合に出場したが、2年目以降は途中出場がメインに。バルセロナでは4年間で公式戦19得点という数字に留まり、03/04シーズン終了後、31歳という若さで現役を引退している。
その後、オーフェルマウスは現役復帰を2度しているが、最終的に38歳でスパイクを脱いだ。アヤックスの下部組織で指導した後、12年夏から長きに渡ってフットボールダイレクターを務め、フレンキー・デ・ヨングら才能ある若手を輩出した。しかし、クラブ内での問題行為が発覚したため、22年に退任した。
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