3位:ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表)
在籍期間:94年〜10年夏
クラブ通算成績:741試合324得点
代表通算成績:102試合44得点
レアル・マドリードの象徴的な選手として長く活躍したラウール・ゴンサレスは、歴代3位の324ゴールを記録した。
マドリッドで生まれたラウールは、1992年にレアル・マドリードの下部組織に加入。2014年10月に17歳の若さでトップデビューを果たした。プロ1年目からリーグ戦で9ゴールを挙げると、2年目で19ゴールを記録。ラ・リーガでは1998/99シーズンと2000/01シーズンに、チャンピオンズリーグでは1999/00シーズンと200/01シーズンに大会得点王に輝いた。
ラウール最大の魅力は、ゴールへの嗅覚だろう。高さもスピードも突出したものではなかったが、それでもゴールの予感があるところにラウールあり。背番号7は数々のゴールを決め、美しいループシュートは観る者を魅了した。
技術があり献身的なラウールは、FW以外のポジションで起用されることもしばしば。時には中盤からのチャンスメークに専念することもあった。クリスティアーノ・ロナウドに抜かれるまでクラブの最多得点記録を持っていたラウールだが、FWに専念していればもっと得点数は伸びていたかもしれない。