7位:マテウス・カストロ(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年9月11日
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
2022リーグ戦成績:30試合8得点5アシスト
ブラジル出身のマテウス・カストロは2014年、19歳の若さで大宮アルディージャに加入した。その後、2019年に名古屋グランパスに籍を移し、同年に横浜F・マリノスに期限付き移籍。ここで左サイドの主力としてプレーし、2004年以来となるリーグ制覇に貢献している。
名古屋に復帰してからは好調を維持している。2020シーズンにはJ1の34試合で9得点11アシストをマーク。2021シーズンはYBCルヴァンカップ制覇に貢献し、昨季はリーグ戦8得点5アシストでチーム内得点王に輝いてみせた。市場価値も名古屋へと戻った後は右肩上がりであり、現在の170万ユーロ(約2億円)は自己最高額となっている。
2022シーズンは得点力不足に悩んだチームにおいて孤軍奮闘といった印象が強く、それなりに厳しいマークにも遭った。しかし今季、名古屋の前線には決定力に定評のあるカスパー・ユンカーが加加わったため、マテウスへの負担は昨季よりも軽減されるだろう。これまで以上にゴールやアシストでの貢献に期待できるかもしれない。