3位:サミュエル・エトー(元カメルーン代表)
在籍期間:2004年夏~09年夏
クラブ通算成績:199試合130得点
代表通算成績:97試合49得点
元カメルーン代表のサミュエル・エトーは、バルセロナで5シーズンを過ごし、130ゴールを記録した。その間にクラブはラ・リーガで3回、チャンピオンズリーグで2回の優勝を経験。2008/09シーズンはスペイン国王杯でも優勝し、スペイン勢として初の3冠を達成している。
エトーは3トップの一角として活躍。抜群のスピードと決定力でバルセロナの攻撃のフィニッシャーを務めた。左サイドのロナウジーニョが守備をおろそかにしがちだったが、エトーはピッチに立つと真面目そのもの。守備のタスクも積極的にこなし、ゴール以外でもチームを助けた。
バルセロナ加入1年目にラ・リーガで25ゴールを記録したエトーは、2年目に26ゴールを決めてラ・リーガ得点王に。2008/09シーズンは得点王の座こそアトレティコ・マドリードのディエゴ・フォルランに譲ったものの、キャリアハイとなる30ゴールを記録している。
アフリカ史上最強の点取り屋の一人であるエトー。現在はカメルーンサッカー連盟の会長を務めている。