5位:パトリック・クライファート(元オランダ代表)
在籍期間:1998年夏~2004年夏
クラブ通算成績:257試合122得点
代表通算成績:79試合40得点
元オランダ代表のFWパトリック・クライファートは、好不調の波が激しかったことで知られるが、それでもこれだけの得点をバルセロナで刻んだストライカーだ。
アヤックスの下部組織で育ち、同クラブで有名になったクライファートは、1998年夏にバルセロナに加入。1年目からラ・リーガで15ゴールを挙げると、そこから5シーズン連続で15ゴール以上を記録している。
クライファートのゴールで驚かされるのは、その引き出しの多さ。191cmの長身はもはやお飾り。魅力はしなやかな足もとの技術で、2002/03シーズンのマジョルカ戦ではGKとの1対1でヒールシュートを決めた。その一方で、大抵のFWなら決められるであろう決定機を外してしまうところもあり、ファンをやきもきさせた。
リバウドやハビエル・サビオラとの3トップでもファンを魅了したクライファート。得点センスだけでいえば、クラブ史上屈指の存在だろう。