8位:清武弘嗣(セレッソ大阪)
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年11月12日
市場価値:120万ユーロ(約1.4億円)
2022リーグ戦成績:24試合2得点4アシスト
高いテクニックを誇る清武弘嗣は日本代表でも存在感を放ち、2014年のブラジルワールドカップに出場。ニュルンベルクやハノーファーなど欧州のクラブでも活躍してきた。しかし、そのキャリアに暗い影を落としたのが2016年のセビージャ移籍。サミル・ナスリやフランコ・バスケスら強力なライバルを前に出場機会を得られず、加入からわずか半年で古巣セレッソ大阪に移籍した。
C大阪復帰後の3年間、清武は怪我との戦いを強いられた。2020シーズンこそ高い稼働率を誇り、J1だけで8得点8アシストを記録とさすがの活躍を披露したものの、2021シーズン後半戦より再び負傷離脱を繰り返すようになり、今季も開幕前の怪我で長期離脱が予想されている。出場さえすればチームに多くのものをもたらせる選手なだけに、やや歯がゆい状況となっている。
上記の通り、怪我による稼働率の悪さが目立つ清武の市場価値はC大阪復帰後、年々下がり続けており、今年1月の更新で1年前から40万ユーロ(約4800万円)ダウンの120万ユーロ(約1.4億円)となった。負傷癖や33歳という年齢を考えても、ここから盛り返すことは難しそうだ。