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世界最古のカップ戦であるFAカップを歴代最多の14回制覇するなど、アーセナルはイングランドを代表する名門として確かな地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、アーセン・ヴェンゲルが監督に就任した初期から現在まで多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選したアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2023年2月19日時点)。
DF:マーティン・キーオン(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1966年7月24日
在籍期間:1984年7月~1986年7月、1993年7月~2004年7月
通算成績 :449試合8得点6アシスト
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キャプテンであり、同い年でもあるトニー・アダムスと共に1990年代中盤から2000年代前半までのアーセナル守備陣を支えていたのがマーティン・キーオンだ。アーセナルの下部組織出身で、ブライトンへのローン移籍から復帰した1985/86シーズンには公式戦27試合に出場している。しかし、86年夏に監督に就任したジョージ・グラハムの下で構想外となり、同年夏にアストン・ビラへと完全移籍した。
アストン・ビラで3シーズン、エバートンで3シーズン半に渡って主力選手としてプレー。エバートンに在籍していた92年にはイングランド代表に初選出されるなど、国内屈指のCBとして評価を高め、93年2月にアーセナルへと6シーズン半ぶりに復帰を果たした。
アーセン・ヴェンゲルが監督に就任した1996/97シーズンは主に守備的MFで起用されていたが、1997/98シーズンからはCBへと再コンバートされて絶対的なレギュラーに定着。アダムス、ナイジェル・ウィンターバーン、リー・ディクソンと「フェイマス4」と呼ばれた堅守を誇った最終ラインを築いた。主力として2001/02シーズンの国内二冠達成に大きく貢献したが、伝説の無敗優勝を達成した2003/04シーズンは控えに降格。バックアップとして優勝に貢献し、同シーズン限りでアーセナルを退団した。
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