4位:ジュード・ベリンガム(ドルトムント/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2003年6月29日
市場価値:1億1000万ユーロ(約132億円)
今季リーグ成績:20試合4得点4アシスト
ジュード・ベリンガムが今夏、最も移籍市場を賑わす存在となるかもしれない。
19年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたバーミンガム・シティのトップチームに昇格すると、瞬く間にレギュラーに定着。チームを昇格に導くことはできなかったが、当時17歳にしてリーグを席巻する活躍を披露したことで、デビューから1年が経たないうちにドルトムントへと引き抜かれた。
足下の技術もさることながら、フィジカルの強さを生かした対人戦にも強く、中盤で様々なタスクを高い次元でこなす。また、今季は得点力が向上しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では4試合連続ゴールを記録した。
カタールワールドカップでも初戦にゴールを決め、その他の試合でもイングランド代表を牽引する活躍を披露。国際舞台で評価を高めたことで市場価値も高騰しており、現在はフィル・フォーデンと並んでイングランド人トップタイの1億1000万ユーロ(約132億円)を叩き出している。この若き才能の次なる目的地はどこになるのだろうか。