フットボールチャンネル

マンチェスター・ユナイテッド最強のストライカーは誰だ! 21世紀得点ランキング2位。キレキレだったジャックナイフ

シリーズ:21世紀得点ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

長い歴史を持つマンチェスター・ユナイテッドというクラブは、これまで多くの傑出したストライカーを輩出してきた。そこで、今回は21世紀に在籍した選手を対象とした得点ランキングを紹介する。※01/02シーズン以降に在籍した選手が対象、現時点までの公式戦通算成績を算出、データは『transfermarkt』を参照


2位:ライアン・ギグス(元ウェールズ代表)


【写真:Getty Images】

在籍期間:1991年夏~2014年夏
クラブ通算成績:949試合164得点
代表通算成績:64試合12得点


【マンU参戦のヨーロッパリーグを観るならWOWOW!
加入月は視聴料が無料。TV・PC・アプリで視聴可能】


 2位は、”ジャックナイフ”と呼ばれたマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスだ。14歳の頃にライバルクラブであるマンチェスター・シティの下部組織からユナイテッドの下部組織に加入。17歳でプロ契約を締結すると、初先発を飾った1990/91シーズン(当時ファーストディビジョン)第37節のマンC戦でプロ初ゴールをマーク。マンチェスターダービー勝利に導き、ここからこの男の伝説は始まった。

 翌シーズンから左サイドハーフを不動のものとすると、圧倒的なスピードと切れ味鋭いドリブルで攻撃を牽引。1シーズンでのゴール数はそれほど多くないが、「Fergie’s Fledglings(アレックス・ファーガソンのひな鳥)」と呼ばれたポール・スコールズ、デイビッド・ベッカム、ネヴィル兄弟との活躍は、イングランドサッカー史に残るものだった。

 ギグスは通算164得点を決めているが、中でも伝説的なゴールとして語り継がれているのは、98/99シーズンのFAカップ準決勝再試合、アーセナル戦で決めたゴールだ。1-1の同点で延長戦にもつれ込むと、ギグスは自陣からドリブルを開始。相手DF3人を抜き去り、約60mを独走して決勝点を突き刺した。

 サー・アレックス・ファーガソン監督の下でトレブル(3冠)や2度のプレミアリーグ3連覇に貢献したギグスは、2013年夏にファーガソン監督が勇退すると、デイビッド・モイーズ監督の下では選手兼任コーチに就任。同監督退任後は選手兼任監督として指揮を執り、13/14シーズンいっぱいでスパイクを脱いだ。164得点という記録は凄まじいが、クラブ歴代最多の公式戦通算949試合出場という大記録は、この先も破られることはないだろう。

【関連記事】
マンチェスター・ユナイテッド最強のストライカーは誰だ! 21世紀得点ランキング1~10位
マンチェスター・ユナイテッド最強のストライカーは誰だ! 21世紀得点ランキング1位
マンチェスター・ユナイテッド最強のストライカーは誰だ! 21世紀得点ランキング3位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!