11位:山根視来(川崎フロンターレ)
生年月日:1993年12月22日(29歳)
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
2022リーグ戦成績:32試合3得点4アシスト
FIFAワールドカップカタールに日本代表の一員として出場した山根視来は、名実ともに日本を代表するサイドバックに成長した。しかし、桐蔭横浜大学から湘南ベルマーレに加入したプロ1年目の2016シーズンはリーグ戦出場がないという苦しい立場だった。
しかし、翌年にアタッカーから3バックの右へのコンバートが奏功し、レギュラーに定着する。2020シーズンには川崎フロンターレに移籍し、右サイドバックに抜擢されると、そこから3年連続でベストイレブンに輝き、チームをリーグ連覇に導いた。2021年3月には日本代表にも招集され、デビュー戦となった韓国代表戦でいきなりゴールを決める離れ業をやってのけた。
アタッカー出身ということもあり、ボールを運ぶ能力に長け、狭いエリアでもボールを失わない技術と湘南時代に培った運動量やボール奪取能力を兼ね備える。遅咲きということもあり、現在の市場価値170万ユーロ(約2億円)となっているが、29歳となっても上がり続けている稀有な例でもある。
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