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バルセロナが育てた最高傑作5人。メッシ、シャビ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:カルレス・プジョル(元スペイン代表)

カルレス・プジョル
【写真:Getty Images】


生年月日:1978年4月13日
在籍期間:1999年7月~2014年7月
通算成績:593試合19得点13アシスト

 地元のクラブでサッカーを始め、当初ゴールキーパーとしてプレーしていたカルレス・プジョルは、17歳でバルセロナのカンテラ(下部組織)に入団。その2年後にBチームへ昇格している。1998年にはトップチームで出番のなかったプジョルにマラガからオファーが届いたようだが、親友であるシャビ・エルナンデスがトップチームデビューするのを見ていたためこれを拒否。結果として、この選択は本人にとってもクラブにとっても大正解だった。

 マラガ行きを拒んだ翌年、ルイス・ファン・ハールによりトップチームに昇格し、同年10月にラ・リーガデビュー。その後もコンスタントに出場機会を得た。2001/02シーズンからは完全にレギュラー定着。2004/05シーズンからはキャプテンに就任するなど名実ともにバルセロナの顔となり、闘志溢れるタイトな守備を武器にクラブに多くのタイトルをもたらしてきた。

 マンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けたこともあったが、バルセロナ一筋のキャリアを歩んだプジョルは2014年に現役を引退。通算593試合出場は、ジェラール・ピケに抜かれるまでクラブのDF史上ナンバーワンの成績であった。


【了】

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