4位:ズラタン・イブラヒモビッチ(元スウェーデン代表)
在籍期間:2010年夏~2012年夏、2020年冬~現在
クラブ通算成績:159試合92得点
代表通算成績:121試合62得点
大黒柱であり王であり、神でもある。ズラタン・イブラヒモビッチは、ミランにとって大きすぎる存在だ。
ミランに初めてやって来たのは2010年だった。インテルからバルセロナへの“飛躍”に失敗したあとでイタリアに戻ると、セリエAで14得点11アシストを記録。インテルの6連覇を阻止し、ミランに7シーズンぶりのスクデットをもたらしている。その翌シーズンはさらに加速し、リーグ戦だけで28得点を奪取。得点王に輝いている。ミランの選手が得点王に輝いたのは、2003/04シーズンのアンドリー・シェフチェンコ以来のことだった。
クラブの財政事情などもあって2年で一度ミランを去ったイブラヒモビッチだが、低迷が続く同チームを救うべく39歳で復帰。若手主体のチームが安心して寄りかかれる大黒柱がきたことで、一気にミランがまとまりだし、2021/22シーズンのセリエA優勝につながった。
現在長期離脱からの復帰が間近のイブラヒモビッチ。最近は精神的支柱であることが注目されるが、得点力も忘れてはいけない。出場1試合あたり0.58得点という数字は、このランキングに登場するそうそうたるメンバーの中でもトップだ。