6位:クラレンス・セードルフ(元オランダ代表)
在籍期間:2002年夏~2012年夏
クラブ通算成績:432試合62得点
代表通算成績:87試合11得点
ミランに所属した外国人選手で最も多くの試合に出た元オランダ代表のクラレンス・セードルフは、432試合で62ゴールを記録した。
2002年夏、セードルフは同じ街のインテルからミランに移籍。チャンピオンズリーグ優勝2回、セリエA優勝2回など、輝かしい結果を残している。
カカやシェフチェンコといったスター選手がいたミランで、その陰に隠れがちだったセードルフだったが、強烈で正確な右足のシュートは何度も相手ゴールネットを揺らした。セリエAで優勝した2003/04シーズンは、シーズンを通して3ゴールしか挙げていないが、その相手がインテルとユヴェントス。ビッグマッチでの強さが光った。
マヌエル・ルイ・コスタの退団に伴い、2006年からは10番をまとったセードルフ。ピッチの内外で模範で在り続けたオランダ人は、クラブ史に残る助っ人の一人だ。