9位:フランク・ケシエ(コートジボワール代表)
在籍期間:2017年夏~2022年夏
クラブ通算成績:223試合37得点
代表通算成績:60試合7得点
現在バルセロナでプレーしているフランク・ケシエは、ミランで37ゴールを挙げて昨年夏にイタリアを去った。
ケシエはアタランタの下部組織で育ち、同クラブでブレーク。2017年にミランへの移籍が決まった。すぐに中盤の定位置を勝ち取ったケシエは、「プレジデント」の愛称どおり、ピッチ全体を統べる圧倒的な存在感を披露。好調時は攻守両面で絶対的な選手だった。
そのケシエのゴール数が伸びた要因の一つがPKである。ミランで決めたPKは22ゴール。失敗は4度だけだ。ケシエがPKを外した試合でもミランは負けていないため、ファンはケシエのPKに悪いイメージがないはずだ。
ただ、そのケシエは昨年夏にバルセロナへ移籍。契約延長を断っての出来事で、ミランでの最終年はファンの反発もあってしばらく調子を落としていた。今冬の移籍市場で同じ街のライバルであるインテルへの移籍も噂になっており、これから敵として再会する日がくるかもしれない。