10位タイ:マッシモ・アンブロジーニ(元イタリア代表)
在籍期間:1998年夏~2013年夏
クラブ通算成績:488試合36得点
代表通算成績:35試合0得点
かつてミランで主将を務めたマッシモ・アンブロジーニは、ゴールを決めることが本職のポジションではないが、ミランで36ゴールを記録した。
1995年にチェゼーナからミランへ移籍したアンブロジーニは、ジェンナーロ・ガットゥーゾとともに中盤の守備を引き締めた。そして、アンドレア・ピルロが攻撃の起点として躍動するミランは、強いミランの象徴的な形として記憶している人も多いことだろう。
アンブロジーニは身長182cmとそこまでサイズに恵まれているわけではないが、空中戦の強さは確かなもので、ミランでのゴールの多くがセットプレーからの空中戦だった。キャリアハイとなる8ゴールを決めた2008/09シーズンは、うち半分となる4つがヘディング弾。ミランでの36ゴール中17ゴールが頭によるものだったというデータが残っている。
闘志あふれるプレーでミランを支えたアンブロジーニ。出場1試合あたりのゴール数は約0.07で、このランキングに登場する中で最も低いが、それだけ多くの試合でチームを支えていたということが言えそうだ。