3位:ポール・スコールズ(元イングランド代表)
在籍期間:1994年夏~2011年夏、12年冬~13年夏
クラブ通算成績:714試合153得点
代表通算成績:66試合14得点
3位にランクインしたのは、マンチェスター・ユナイテッド生え抜きのバンディエラ、ポール・スコールズだ。スパイクを脱ぐまでの約17年半で同クラブ歴代2位の714試合に出場。中盤の選手ながら153得点を記録し、26個ものタイトルをクラブにもたらした。
卓越したパススキルと抜群のテクニック、さらに無尽蔵のスタミナに鋭い戦術眼と、中盤の選手に必要なスキルを全て兼ね備えたスコールズは、史上最高の「ボックス・トゥ・ボックス」といえる選手だった。
また中盤の選手としては得点能力が極めて高く、デビュー2年目の1995/96シーズンにプレミアリーグで10得点をマークすると、02/03シーズンにはキャリアハイとなる14得点を決めている。
スコールズのスーパーゴールと言えば、07/08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝2ndレグで決めた強烈なミドルシュートなどが挙げられる。だが、最も衝撃だったのは、06/07シーズンのプレミアリーグ第19節アストン・ヴィラ戦で決めた超絶ボレーだろう。ペナルティーエリア外からの超強烈なこの一撃は、ユナイテッドファンの記憶に強く刻まれているはずだ。