7位:アンディ・コール(元イングランド代表)
在籍期間:1995年冬~2002年冬
クラブ通算成績:275試合121得点
代表通算成績:15試合1得点
アンディ・コールはニューカッスル在籍時、プレミアリーグ初挑戦となった1993/94シーズン(当時年間42試合)に同リーグ最多得点記録となる34得点をマーク。3位でリーグ戦を終え、UEFAカップ出場権獲得に導いた。その活躍により、1995年冬に当時の英国史上最高額となる600万ポンド(約9.7億円)+有望株と言われていたキース・ギレスピーという条件で、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。
シーズン途中の加入にも関わらず、コールは94/95シーズンのリーグ戦18試合で12得点をマーク。瞬く間にサー・アレックス・ファーガソン監督の下で不動の存在となったが、翌シーズン以降は本領を発揮できず。チームはプレミアリーグ優勝やFAカップ優勝などタイトルを獲得したが、調子を落としたこのFWは1996年夏に退団が噂された。
しかし、ブラックバーンへの移籍は実現せず。96/97シーズンはユナイテッドに残留したが、出場時間は減少した上に、リバプールとのリザーブマッチで足を骨折してしまい、リーグ戦20試合6ゴールという結果に終わってしまった。
だが、同シーズンいっぱいでエリック・カントナが引退すると、再び定位置を確保。息を吹き返したコールは得点を量産し、98/99シーズンにはドワイト・ヨークと強力な2トップを組んでトレブル(3冠)に大きく貢献した。