9位:デイビッド・ベッカム(元イングランド代表)
在籍期間:1993年夏~95年冬、95年春~2003年夏
クラブ通算成績:388試合85得点
代表通算成績:115試合17得点
9位にランクインしたのは、「Fergie’s Fledglings(アレックス・ファーガソンのひな鳥)」の1人、デイビッド・ベッカムだ。世界中から絶大な人気を誇り、伝統ある背番号「7」を背負った同選手は、公式戦388試合で85得点をマーク。プレミアリーグでのFK通算18ゴールは、リーグ歴代最多となっている。
ユナイテッド在籍時のベッカムを象徴するゴールと言えば、1996/97シーズン開幕戦のウィンブルドンFC戦で決めた超ロングシュートだろう。ハーフウェーラインから右足を振り抜き、相手GKをあざ笑うかのように決めた50m越えの長距離弾は、伝説的なゴールとして今も語り継がれている。
また、トレブル(3冠)を達成した98/99シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ初戦のバルセロナ戦で圧巻の直接FKを披露。プレミアリーグ優勝がかかった最終節のトッテナム戦では貴重な同点弾を決めて勝利に大きく貢献した。
その後、ベッカムは恩師であるサー・アレックス・ファーガソン監督との関係が悪化したこともあり、2003年夏にレアル・マドリードへ移籍。良い形での退団とはならなかったが、この背番号7の活躍は今後も語り継がれていくだろう。