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サッカーではU-20ワールドカップやオリンピックなど、選手たちが世代別で区分されることが多い。各世代で最強の選手たちは誰なのか。今回は1996年生まれの選手で、今季大活躍しているLWBを選出した(成績は2023年2月15日現在)。
MF:オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/ウクライナ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年12月15日
今季リーグ成績:14試合0得点1アシスト
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今季プレミアリーグで好調なアーセナルにおいて、オレクサンドル・ジンチェンコは貴重な存在だ。マンチェスター・シティで主力を張っていた同選手の加入は、チームに大きなプラスを与えている。
以前からフィジカル能力や守備面での課題を指摘されていたが、ビルドアップ時の動きとクオリティはピカイチだ。先日0-1で敗れたエヴァートン戦でアーセナルの最終ラインの選手たちは、強度の高い相手MFのプレッシャーに苦戦し、ボールロストを連発していたが、ジンチェンコはただ一人そのプレスを高い技術でかいくぐり、ビルドアップを成立させていた。この足元の上手さはチーム随一だろう。
左SBでの出場が続くジンチェンコだが、大外に張るわけではなく、基本的には中央に絞って左WGへのパスコースを作りつつ、自らはボランチのポジションでパスを捌き、前戦に鋭い縦パスを当てるなど攻撃の起点となっている。こうしたプレースタイルは昨季までのアーセナルではなかった新たなオプションであり、ボールを保持したいミケル・アルテタ監督の志向するサッカーにピタリとハマっている。兼ねてより心配されていた守備面での穴は縦関係でコンビを組むガブリエウ・マルティネッリのプレスバックなど、周りの選手のサポートもあって露呈はしていない。
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