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2023年Jリーグ戦力値ランキング【湘南ベルマーレ】苦手なスタートダッシュ。昨季の手応えと課題

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグは17日に開幕する。アルビレックス新潟と横浜FCを加えた18チームで行われる今季のJ1で、横浜F・マリノスの連覇を阻止するチームは現れるのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。(数字は2月15日時点)


13位:湘南ベルマーレ


監督:山口智
2022順位:12位(31得点/39失点)
2022成績:勝ち点41(10勝11分け13敗)
戦力値:71(攻撃15、守備19、選手層17、勝負強さ20)


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 昨季は序盤戦でつまずいたが、スタイルを変えずに貫いた夏場以降は勝ち点を積み重ねて残留を決めた。多くの主力が残り、復帰も含めた新加入選手が6人に留まったのは、昨季の戦いに手応えを感じている証だ。

 最大の課題は得点力の向上。昨季の日本人得点王・町野修斗の相棒を務めた瀬川祐輔は昨季3得点に終わり、川崎フロンターレへ移籍した。その瀬川が抜けたポジションには一昨季に9得点を挙げた山下敬大が加わり、小野瀬康介が加わったことで中盤の競争はハイレベルに。サイドには2人の大卒ルーキーを加え、昨季の課題だった選手層の薄さを解消した。GK谷晃生の退団は痛手となる恐れがあったが、韓国代表としてFIFAワールドカップカタールにも参戦したソン・ボムグンが加わったことで杞憂に終わった。

 スタートダッシュは以前から湘南が苦手としている部分で、ここを切り抜ける必要がある。既存メンバーが多い今季は「5位以内」を目指せる最大のチャンスかもしれない。

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【了】

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