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プレミアリーグ第12節延期分、アーセナル対マンチェスター・シティが現地時間15日に行われ、1-3でアウェイチームが勝利している。この試合で顕著だったのが両指揮官の采配だ。結果的に先に戦い方のスタイルを変えたシティが勝利をしている。この采配の差とは何だったのだろうか。(文:安洋一郎)
マンチェスター・シティが天王山を制する
【写真:Getty Images】
今季のプレミアリーグの命運を占うような天王山を制したのは、マンチェスター・シティだった。“王者”の貫禄をアーセナルへ存分に見せつける完勝だった。
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アーセナルは中盤の核であるトーマス・パーティが筋肉系のトラブルでシティ戦の直前に欠場することが明らかとなり、公式戦3戦未勝利と不調に陥っているこのタイミングでは尚更シティと対戦したくなかっただろう。しかもこの試合は、本来昨年に行われていたはずの“延期分”であり、アーセナルからするとツイていなかった。
試合内容に触れる前に両チームのスタッツを振り返る。この2チームはともに「ポゼッション」を主体とするチームだが、この試合を通じたボール保持率はアーセナルが64%、シティが36%と大きな差がついた。
またシュート本数はアーセナルが10本、シティが9本とこちらもホームチームが勝っている。ところが肝心な枠内シュートは1対6とシティが大幅に上回っており、アウェイチームの方が決定機を作れていたことがわかるだろう。
この “ポゼッション率“と”枠内シュート“の差が、両チームの采配の差として表れていた。