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Jリーグ 2年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング10~18位。J1全18クラブの陣容を分析。残留争いは…

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:横浜FC


監督:四方田修平
2022順位:J2・2位(66得点/49失点)
2022成績:勝ち点80(23勝11分8敗)
戦力値:64(攻撃16、守備16、選手層14、勝負強さ18)

 シーズンを通して大きな連敗もなく、自動昇格を勝ち取った横浜FCは、総勢20人もの新戦力を加えてJ1の舞台に挑む。とはいえ、昨季のMVPで得点王の小川航基や守護神スベンド・ブローダーセン、長谷川竜也といった軸となる選手はほぼ残留している。

 井上潮音、三田啓貴といったJ1経験者、J2で結果を残した坂本亘基、ユーリ・ララやカプリーニといった新外国人と、個性豊かな新戦力がスタメンを争う構図が生まれた。さらに、横浜F・マリノスでアンジェ・ポステコグルー、ケヴィン・マスカット両指揮官に仕えたジョン・ハッチンソンが四方田修平監督の右腕となり、どのような変化が生まれるのか。これこそが最大の補強になるかもしれない。

 かなり厳しい下馬評となったが、残留を争うライバルとの差があるわけではない。ただ、四方田監督の下で浸透させてきたスタイルを、20人の新加入選手を加えてJ1で通用するまでに昇華させることは簡単ではない。一筋縄ではいかず、我慢が必要なシーズンになるだろう。

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【了】

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