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Jリーグ 2年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング10~18位。J1全18クラブの陣容を分析。残留争いは…

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:湘南ベルマーレ


監督:山口智
2022順位:12位(31得点/39失点)
2022成績:勝ち点41(10勝11分け13敗)
戦力値:71(攻撃15、守備19、選手層17、勝負強さ20)

 昨季は序盤戦でつまずいたが、スタイルを変えずに貫いた夏場以降は勝ち点を積み重ねて残留を決めた。多くの主力が残り、復帰も含めた新加入選手が6人に留まったのは、昨季の戦いに手応えを感じている証だ。

 最大の課題は得点力の向上。昨季の日本人得点王・町野修斗の相棒を務めた瀬川祐輔は昨季3得点に終わり、川崎フロンターレへ移籍した。その瀬川が抜けたポジションには一昨季に9得点を挙げた山下敬大が加わり、小野瀬康介が加わったことで中盤の競争はハイレベルに。サイドには2人の大卒ルーキーを加え、昨季の課題だった選手層の薄さを解消した。GK谷晃生の退団は痛手となる恐れがあったが、韓国代表としてFIFAワールドカップカタールにも参戦したソン・ボムグンが加わったことで杞憂に終わった。

 スタートダッシュは以前から湘南が苦手としている部分で、ここを切り抜ける必要がある。既存メンバーが多い今季は「5位以内」を目指せる最大のチャンスかもしれない。

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