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明治安田生命Jリーグの各クラブは、2023シーズンの開幕に向けて準備を進めている。名古屋グランパスは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて11人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。

FW：キャスパー・ユンカー（背番号77）

生年月日：1994年3月5日（28歳）
前所属：浦和レッズ
2022リーグ戦成績：21試合7得点1アシスト

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　名古屋グランパスにとって今冬の移籍市場での最大の目玉は、デンマークの貴公子キャスパー・ユンカーの加入だ。昨季J1リーグ戦でのグランパスの総得点数は、ワースト2位タイの30得点。Jリーグ屈指の得点能力を持つ同選手の加入により、この得点力不足は改善されるかもしれない。

　ユンカーの最大の武器は、相手DFの背後への抜け出しだ。抜群のポジショニングとスピードを活かして抜け出し、スピードを殺さない華麗なトラップから正確なシュートでゴールを奪う。また足元の技術が高く、敵陣ペナルティーエリア付近で相手DFを引き付けてラストパスを出すなど、得点だけでなく決定機を演出することも出来る。

　長谷川健太監督が昨季と同じく3-1-4-2を採用するのであれば、ユンカーはマテウス・カストロと2トップを組むと予想される。互いに高い得点力とチャンスメイク力を誇るこの2トップが良好な関係を築くことができれば、その破壊力はおそらくJリーグトップレベル。J1上位進出やタイトル獲得も夢ではないかもしれない。

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