DF:野上結貴(背番号2)
生年月日:1991年4月20日(31歳)
前所属:サンフレッチェ広島
2022リーグ戦成績:25試合1得点1アシスト
約6シーズン半に渡りサンフレッチェ広島を支えたセンターバック、野上結貴が名古屋グランパスの一員となった。桐蔭横浜大学を卒業後、在学時に特別指定選手として登録されていた横浜FCでプロキャリをスタート。その後、2016年夏にサンフレッチェへ移籍すると不動のセンターバックとしてチームを支え、昨季は同クラブ史上初のJリーグカップ(YBCルヴァンカップ)優勝に貢献した。
野上の特徴は、対人守備能力の高さだ。強靭なフィジカルを持つため球際にはめっぽう強く、空中戦でも強さを発揮する。また、相手FWのプレスを華麗にかわす高い足元の技術も兼ね備える。だが、スピード勝負に弱い点は欠点と言える。
前述した通り、野上の主戦場はセンターバックだが、2022シーズンの終盤戦では右ウイングバックでもプレー。グランパスは今冬に宮原和也とレンタルで加入していたチアゴ・パグヌサットが退団したため、右ウイングバックとセンターバックの両方でプレー出来る野上の加入はかなり心強い。昨季J1リーグ最少失点タイを記録した鉄壁のさらなるレベルアップが期待できそうだ。
【関連記事】
Jリーグ総合評価ランキング【名古屋グランパス】自信あり!? ユンカー加入の影響は?
2023年J1全18クラブ補強評価ランキング。最もパワーアップしたのは?
【了】