レアル・マドリード最新ニュース
レアル・マドリードは移籍市場に多額の移籍金を投じて即戦力となるスター選手を集めて強化を図っている。その一方で下部組織からトップチームに定着することは稀だ。現在、下部組織に所属している中井卓大の将来も気になるだろう。今回はトップチーム昇格前にレアル下部組織を離れて成功した選手を紹介する。
DF:マリオ・エルモソ(アトレティコ・マドリード)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年6月18日
退団時期:2017年夏(当時22歳)
今季リーグ成績:8試合2得点0アシスト(ラ・リーガ)
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10歳でレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に入団したエルモソは、年齢を重ねるに連れて順調にカスティージャ(セカンドチーム)まで昇格した。ところがセルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランらの牙城を崩すことができず、17年夏にエスパニョールへと完全移籍している。
2018/19シーズンより監督に就任したルビの下で絶対的なスタメンに定着すると、11月にはルイス・エンリケ体制となったばかりのスペイン代表に初招集。長短の正確なパスでゲームメイクできる左利きCBの希少価値は高く、みるみるうちに評価を高めた。
ルビ監督の下で13シーズンぶりのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献したエルモソは、19年夏にかつて所属していたレアル・マドリードと同じマドリードに本拠地を構えるアトレティコ・マドリードへと完全移籍を果たしている。同じレフティーのリュカ・エルナンデスとディフェンスリーダーだったディエゴ・ゴディンの後釜としてフェリペと共に赤白のユニフォームに袖を通した。フィジカル勝負に難があり、スタメンとサブを行き来しているが、今年の1月以降は再び先発の座に返り咲いている。
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