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優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング【バイエルン・ミュンヘン】リーグ戦は不安定。攻撃力健在も、最大の課題は?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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UEFAチャンピオンズリーグ22/23シーズンが現地時間14日に再開する。冬の移籍市場も終わり、ベスト16に生き残った各チームの現在の戦力は気になるところだ。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。


3位:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)


【写真:Getty Images】

監督:ユリアン・ナーゲルスマン
22/23CLグループリーグ成績:6勝0分0敗(1位)
戦力値:86(攻撃力22、守備力20、選手層21、勝負強さ23)


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 ブンデスリーガで前人未到の10連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘンだが、直近2シーズンはいずれもベスト8敗退と、チャンピオンズリーグ(CL)では思ったような成績を残せていない。今季もそれ以下の結果に終わるようなことがあれば、ユリアン・ナーゲルスマン監督の立場もさすがに揺らいでくるだろう。

 今季の大きな変化と言えば大エースであるロベルト・レバンドフスキの退団だ。ただ、影響が全くないとは言えないものの、攻撃力がガクッと落ちたわけではない。エリック・マキシム・シュポ=モティングは奮闘しており、トーマス・ミュラー、レロイ・ザネ、キングスレー・コマン、ジャマル・ムシアラもそれぞれが高いクオリティーを発揮している。また、今冬マンチェスター・シティからやってきたジョアン・カンセロの存在も大きく、攻撃により厚みがもたらされた。

 一方で守備は現在のバイエルンが抱える最大の課題と言っていいだろう。中盤で食い止めることができず、あれよあれよと深い位置への侵入を許し、簡単にゴールを与えてしまう場面が目立つ。また、ナーゲルスマン監督のベンチワークに疑問が残ることも多々あり、リーグ戦では後半にペースダウンすることが珍しくない。リードを奪ったからといって、それを守り切るような戦い方にシフトするのは自滅行為に近いだろう。

 とはいえ、今季のCLではバルセロナ、インテル、ヴィクトリア・プルゼニとの「死のグループ」を無傷で突破した。この事実も証明している通り、ブンデスリーガで取りこぼしが目立っていたとしても、CLの舞台ではまた違った姿をみせるのがバイエルンというクラブの特徴でもあることは確かだ。2019/20シーズン以来の優勝も十分にあり得るだろう。


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【了】

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