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2021/22シーズンのセリエA王者であるミランが極度の不振に苦しんでいる。2023年の白星は初戦のサレルニターナ戦のみ。リーグ戦直近5試合で14失点と悲惨な状況で、順位は6位まで下がった。今回は、勢いがあった今季前半戦のミランと比較して、調子を落としている選手をピックアップして紹介する。(データは『transfermarkt』参照)
FW:オリヴィエ・ジルー(フランス代表)
生年月日:1986年9月30日
今季リーグ成績:19試合6得点4アシスト
リーグ戦直近5試合成績:5試合1得点1アシスト
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36歳のベテランFWオリヴィエ・ジルーは、前半戦に比べて調子を落としている。2023年に入ってから、以前の決定力は見せられていない。
ズラタン・イブラヒモビッチが長期で不在となっているミランで、その穴を感じさせない活躍を見せているのがジルーだ。今季前半戦はインテルとのダービーでゴールを決めるなど見事な存在感を放っている。この活躍を受けて、まもなくミランとの契約延長が発表される見通しだ。
だが、最近のジルーはボールが収まらず、決定力もイマイチ。なにより痛恨だったのは、今月5日に行われたインテルとのダービーマッチで決定機を前に簡単なボールをトラップミスしてしまったことだろう。宿敵相手に劣勢だったミラン。狙っていた数少ないチャンスをやっとの思いでつくったが、決定力自慢のジルーが逸してしまった。
36歳という年齢でシーズン序盤からフル稼働。そしてフランス代表としてカタールワールドカップにも参加しているのだから、疲労があるのは当然だ。それでも、ジルーの決定力に期待するファンにとって、最近のプレーはがっかりだろう。
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