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いわゆるビッグクラブでプレーすることは、多くの選手の夢だろう。それはもちろん、日本人選手も例外ではない。では、現状ビッグクラブで活躍できそうな日本人選手はいるのだろうか。有力候補をピックアップする。今回は第4回。(成績は6日時点、『transfermarkt』を参照)
MF:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:19試合2得点4アシスト
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どんなに優れた選手であっても、新天地で1年目から活躍することは決して容易ではない。たとえば今季リバプールからモナコに移籍した南野拓実は、予想以上の苦戦を強いられており、自身の価値をどんどんと下げてしまっている。
しかし、堂安律にはあまり関係なかったようだ。FIFAワールドカップカタール2022でも活躍したレフティーは今季、オランダの強豪PSVからフライブルクの一員となった。そこからレギュラーの座を確固たるものとするまでにそう多くの時間はかかっておらず、ブンデスリーガ、ヨーロッパリーグ(EL)、DFBポカールの各コンペティションでコンスタントにプレーしている。
組織的なディフェンスを強みの1つに持ち、今季ブンデスリーガで上位争いを繰り広げているフライブルクにおいて、堂安の非凡なフィジカルを生かした攻守におけるハードワークは欠かすことができない。また、インテンシティーの高いドイツの地に身を置いていることもあるか、ドリブル突破のパワーも増しており、右サイドからカットインするだけでなく、縦への勝負にも強い。今季リーグ戦におけるここまでのドリブル突破数は27回で、これはチームトップ、全体11位の成績となっている(データサイト『Sofa Score』を参照。)
カタールW杯での好印象もプラスに働いて、堂安にはビッグクラブ含む多くのクラブが注目していると報じられている。現在24歳のアタッカーは負けず嫌いな性格でも知られており、チャンスがあれば、より厳しい環境にも恐れることなく飛び込んでいくことだろう。
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