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【レンタル組通信簿】レアル・マドリードから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍は?

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ヘイニエル(元U-23ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年1月19日
レンタル先:ジローナ(ラ・リーガ)
今季リーグ成績:7試合1得点0アシスト
移籍先での評価:D

 ブラジル期待の才能で「ネクスト・カカ」とも呼ばれるヘイニエルは、まだブレークを果たせていない。

 2019年にフラメンゴでプロデビューを果たしたヘイニエルは、すぐにレアル・マドリードに移籍。しかし、まだ欧州では開花しておらず、2020年から2シーズンにわたってレンタルされたボルシア・ドルトムントでは好印象を残せず、今季は同じスペイン1部のジローナに加わっている。

 ジローナでは好スタート。第5節までは全試合に出て1ゴールも記録した。しかし、10月に負傷で離脱すると、カタールワールドカップ前に再離脱。ワールドカップ後の復帰が見込まれていたが、12月20日に再びフィジカルの問題が起きて復帰できていない状況だ。

 コンディションさえ整えば、ジローナで起用してもらえるはず。ラ・リーガ下位10チームの中で最も多くゴールを決めているジローナは、ヘイニエルにとって良い環境にも見える。

 それでも、21歳という伸び盛りであろう時期にほとんどピッチに立てていないのは、本人にとってもジローナにとってもレアル・マドリードにとっても痛手だろう。

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