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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング11〜15位。冨安健洋の新たなライバルとなるのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:ヤクブ・キヴィオル(アーセナル/ポーランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月15日
前所属:スペツィア(イタリア)
移籍金:2500万ユーロ(約30億円)
今季リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト(セリエA)

 アーセナルは今冬に3選手を獲得した。その中でサッカー日本代表DF冨安健洋の新たなライバルとなるのが、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルだ。2021年夏に加入したスペツィアで評価を高め、昨年行われたカタールワールドカップでメキシコW杯以来36年ぶりの決勝トーナメント進出に貢献した同選手は、2500万ユーロ(約30億円)でアーセナルの一員となった。

 キヴィオルの特徴は高い足元の技術と高精度のキックだ。攻撃意識が高く、チャンスには自陣からドリブルで持ち上がって鋭いスルーパスや正確なロングパスでチャンスを演出する。もちろん守備能力も高く、強靭なフィジカルと長い足を活かした粘り強い対人守備で相手FWを封じる。また身長189cmを誇り、攻守で空中戦の強さを発揮する。

 そんなキヴィオルの主戦場はCB。アーセナルでCBを務めるガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバは替えが効かず、ほとんど出ずっぱりになっているため、両選手のバックアッパーとして起用されるのではないだろうか。だが、同選手は左サイドバックやボランチでのプレーも可能。今季左サイドバックでも起用された冨安にとっては新たな競争相手となるDFだ。

【了】

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