FW:ラファエル・シルバ
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年4月4日(30歳)
在籍期間:2017年
リーグ戦成績:25試合12得点
現所属クラブ:全北現代(韓国)
1990年代にはギド・ブッフバルトやウーベ・バインが浦和レッズの礎を築き、2000年代にはワシントンとポンテのコンビでゴールを量産した。これまで数々の外国人選手が浦和を勝利に導いてきたが、現役選手となるとラファエル・シルバを外すことは難しい。
ラファエル・シルバが浦和に加入したのは2017年。アルビレックス新潟で圧倒的な活躍を見せていたラファエル・シルバは、浦和でもその破壊力を見せつけた。スピードを武器としながら、ボールを収める能力も高い。絶妙なタイミングでDFの背後を取ることで、何度もゴールネットを揺らしてきた。
リーグ戦では12得点だったが、浦和でのハイライトはAFCチャンピオンズリーグだった。グループリーグだけで5得点を挙げると、準々決勝と準決勝でも1得点ずつをマークしてチームを決勝へと導いた。決勝では2試合ともにゴールを決め、アジア制覇へと導いた。浦和でプレーしたのはたった1年だが、その衝撃は歴史に残るものだった。
FW:興梠慎三
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年7月31日(36歳)
在籍期間:2013年~21年、23年~現在
リーグ戦成績:267試合109得点
現所属クラブ:浦和レッズ
福田正博、永井雄一郎ら素晴らしいストライカーが浦和レッズで活躍してきたが、現役最強となれば興梠慎三で異論はないだろう。鹿島アントラーズで3連覇を成し遂げた興梠は、13年に浦和に加入した。前年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した浦和のフィニッシャーを任され、1年目に自己最多を更新する13得点をマークした。
その後もゴールを量産し続け、17年には初のシーズン20得点を達成した。得点王にこそ輝いてはいないが、大きな怪我もなくコンスタントにゴールを重ね、浦和に加入する前年から続く9シーズン連続リーグ戦2桁ゴールという前人未到の大記録を作った。
2021年は怪我もあって1得点に留まり、翌年は恩師ペトロヴィッチ監督のいる北海道コンサドーレ札幌で5得点を挙げて復活を印象付けた。浦和に復帰した今季、37歳となる興梠はいくつものゴールを見せてくれるのだろうか。