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横浜FC
例年よりも長いオフを経て、明治安田生命J1リーグは2月17日に開幕を迎える。オフの間に去る選手もいれば、新たに加入した選手もいるが、果たしてどのクラブが最もパワーアップに成功したのだろうか。全18クラブの補強を精査して相対的に評価し、昨季からの変化を5段階(A~E)で格付けする(情報は1月29日時点)。
補強評価:E
昨季順位:J2・2位(昇格)
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決して簡単ではない1年でのJ1復帰を実現させた横浜FCは、20人の新加入選手を迎え入れて今季に臨む。スベンド・ブローダーセンが君臨するGK陣には、Jリーグ通算140試合出場の経験がある永井堅梧を加えた。CBも吉野恭平とンドカ・ボニフェイスが加わり、競争は激しくなりそうだ。イサカ・ゼインの川崎フロンターレ復帰は痛手だが、橋本健人の加入は亀川諒史のポジションを埋めるのに十分な能力を持つ。
中盤には井上潮音、三田啓貴、ブラジル出身のユーリ・リマ・ララが加わった。三田はJ1での経験も豊富で、ララは19年に栃木SCで日本を経験している。昨夏に抜けた手塚康平の穴は埋まったと見る。
長谷川竜也が攻撃陣の軸となるはずだが、競争は熾烈だ。海外を経験した新井瑞希や小川慶治朗が加わり、ロアッソ熊本の躍進の一翼を担った坂本亘基は左サイドの有力候補になるだろう。ブラジル人の新加入FWマウリシオ・カプリーニ・ピントやベトナムの逸材グエン・コンフオンらは未知数であるものの、化ける可能性もある。山下諒也やレノファ山口から加入した高井和馬など候補者が多い。
小川航基は昨季得点王に輝く最高の1年を送ったが、J1での実績はほとんどない。勝負のシーズンで結果を残せるかどうかがチームの浮沈にかかわる。新戦力はいないが、右アキレス腱断裂から復活を目指すサウロ・ミネイロ、2シーズン目に臨む20歳のマルセロ・ヒアンの成長などに期待することとなる。
大きな戦力ダウンはないが、J1で小川が活躍できるか、外国人選手の加入など不確定要素が大きいのが懸念材料だ。上手くハマれば残留は十分可能だが、相対的な評価は決して高くない。
横浜FC 移籍情報2022/23 新加入・昇格・退団・期限付き移籍・現役引退
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