DF：小川諒也（おがわ・りょうや）

生年月日：1996年11月24日
所属クラブ：ヴィトーリア・ギマランイス（ポルトガル）
22/23リーグ戦成績：6試合0得点0アシスト

　流通経済大学付属柏高等学校卒業後にFC東京へ加入した小川諒也は、同クラブで逞しく成長。2021年にはサッカー日本代表に初招集され、計5試合に出場するなど、長友佑都の後継者候補の1人に名乗り出ていた。

　その小川は昨年7月に更なる成長を求め、ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスに期限付きで渡ったが、現在はかなり苦しんでいる。9月にはリーグ戦2試合連続でスタメン入りすることがあったが、ここでアピールできず、それ以降はベンチが定位置に。昨年10月から今日に至るまで、リーグ戦で先発入りしたのは第12節スポルティングCP戦のわずか1試合のみに留まっている。

　ポルトガル『BOLA』は小川が新天地での適応にかなり苦労していると報道。さらにクラブが冬のマーケットで新たな左SBの補強を示唆しており、アフォンソ・フレイタス、エルダー・サー、小川の既存左SBの中なら日本人レフティー退団の可能性が最も高いとも伝えていた。今のところ具体的な動きがなさそうで、ひとまず今冬は残留となるはずだが、来シーズンもヴィトーリアに残ることは難しいかもしれない。

【了】