久保建英 最新ニュース
ラ・リーガ第19節、レアル・マドリード対レアル・ソシエダが現地時間29日に行われ、スコアレスドローに終わっている。サッカー日本代表MFの久保建英はフル出場。トップ下でスタートし、後半途中より右サイドに移った。古巣相手に、成長した姿を見せることはできたのだろうか。(文:小澤祐作)
注目の上位対決
技術的にも戦術的にもかなりハイレベルな90分だった。
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2位レアル・マドリードの本拠地に乗り込んだ3位レアル・ソシエダは、いつも通り4-3-1-2を採用。ダビド・シルバやミケル・メリーノ不在の中盤はマルティン・スビメンディ、アシエル・イジャラメンディ、ブライス・メンデス、久保建英の4人で形成された。
ソシエダの入りは悪くなかった。4-3-3を採用したマドリーは高い位置からプレッシャーをかけてきたが、システムの噛み合わせ的に浮きやすいアンカーのスビメンディをうまく使いながら着実にボールを前進させていた。
そうした中で決定機も作っている。6分にはアイエン・ムニョスの鋭いクロスでマドリー守備陣を脅かし、17分にはこぼれ球を拾ったイジャラメンディが左足で際どいシュートを放った。
ただ、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したマドリーがこのまま黙っているわけない。試合中にみせる変幻自在な対応は、見事だった。