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無駄遣い…。パリ・サンジェルマン、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:レナト・サンチェス


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月18日
年俸:909万ユーロ(約10.9億円)
今季リーグ戦成績:11試合2得点0アシスト

 レナト・サンチェスはデビュー当時から凄まじかった。2015年10月にベンフィカでトップチームデビューを飾ると、プロ1年目にリーグ優勝&リーグカップ優勝の国内2冠に貢献。さらに、2016年6月から行われたユーロ2016(欧州選手権)では最年少決勝出場記録を塗り替え、最年少欧州王者となった。同大会での活躍により年齢詐欺疑惑が浮上したほどだ。

 ユーロ2016後に移籍したバイエルン・ミュンヘンでは期待に応える活躍を見せることが出来なかったが、2019年夏に加入したリールで復活。度重なる負傷に悩まされながらも2020/21シーズンに10年ぶりのリーグ優勝、翌シーズンにはトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)初優勝に貢献した。

 こうした活躍により、今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ加入した。再びビッグクラブの一員となったが、リーグ・アンでのスタメン出場は11試合中2試合に留まるなど苦戦。909万ユーロ(約10.9億円)もの年棒を貰いながらも、未だにトップパフォーマンスを披露出来ていない。バイエルン在籍時のように、またしてもスター選手の中に埋もれてしまうのか。かつての逸材はPSGで正念場を迎えている。

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