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無駄遣い…。バルセロナ、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:エクトル・ベジェリン


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年3月19日
年俸:250万ユーロ(約3億円)
今季リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のエクトル・ベジェリンは、U-16在籍時の2011年7月にアーセナルの下部組織へ移籍。18歳の頃に同クラブでトップチームデビューを飾ると、レアル・ベティスへのレンタル移籍を経て、今夏に約11年ぶりにバルサへ復帰した。しかし、この移籍は失敗だったと言わざるを得ない。

 ベジェリンの武器は抜群のスピードを活かした攻撃参加だが、バルサでは同サイドにウスマン・デンベレがいることでほとんどオーバーラップする場面がない。そのため攻撃面では平凡な活躍しか出来ず、守備能力では他の選手に劣るため、ラ・リーガ第10節以降はベンチを温める日々が続いている。

 バルサは何のためにベジェリンを獲得したのか。フリーで加入したとはいえ、財政難のクラブ状況を考えるとほとんど起用されない選手に年棒250万ユーロ(約3億円)は高すぎるだろう。果たして、ベジェリンはリーグ終盤戦に存在感を示すことが出来るか。

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